輸精管閉鎖精巣で精子はつくられているのに、精子の通り道である精管の一部がつまっていたり、癒着している、また、精管の一部が欠けていたりし、精子が運ばれず、「無精子症」になっている状態。先天性の場合や、外傷や炎症の後遺症で起こる場合もあります。
融解胚融解後の胚(受精卵)の生存率は80~90%と考えられています。注意深く凍結・融解を行っても、5%未満の確率で受精卵(細胞)の破壊が起こりえるため、融解した胚(受精卵)がすべて生き返り、良い状態で分割が進むとは限りません。そのため、融解した胚(受精卵)の状態によっては胚移植に使用できないため、移植はキャンセルとなり胚(受精卵)を廃棄する場合があります。
羊水胎児は、羊水に浮かんで発育する。また、尿膜水と一括して胎水とも呼ばれる。胎児の染色体異常や先天性異常を調べるべく羊水中に浮遊する遊離細胞などを調べる羊水検査で重篤な異常が見つかった場合、胎児を産み育てるか、もしくは人工妊娠中絶に踏み切るかなどについて妊婦およびその周囲が決断を迫られる事になる。