用語集-か行
交感神経 | 自律神経の一部。逆=副交感神経。・陰茎= 血管が収縮(射精)・子宮= 収縮 |
月経痛 | 毎月精子を待っている子宮内に作られる子宮内膜という赤ちゃんを育てる“ベッド”が作られます。妊娠しなかった場合には、これが剥がれて血液と一緒に体外に排出されます。この剥がれる時の痛みが生理痛を引き起こします。頭痛、肩こり、腰痛、吐き気の1要因。 |
月経 | 意味合いは生理と同じ。 |
月経周期 | 25日~38日が正常とされている。 |
稀発月経 | 39日以上の月経 |
月経前症候群 | 月経前3〜10日の間続く精神的あるいは身体的不快症状で月経が始まるとともに減ったり消えたりするものをいう。ハッキリとした原因は不明。むくみや腹部の張り、乳房の張り、頭痛、腹痛、腰痛など、食欲不振、めまい、倦怠感(けんたいかん)などの自律神経症状、情緒不安定、抑うつ、不安、睡眠障害などの神経症状。 個人差もある。 |
月経前緊張症 | 月経前症候群と同じ。PMS |
下垂体 | 脳の一部でニンンクの様な形状をしている。蝶形骨のトルコ鞍の中に納まる。 下垂体前葉からは6種類のホルモンが分泌されます。 ・成長ホルモン ・甲状腺刺激ホルモン ・副腎皮質刺激ホルモン ・性腺刺激ホルモン(卵胞刺激ホルモン・黄体形成ホルモン) ・プロラクチン(催乳ホルモン) 下垂体後葉からは2種類のホルモンが分泌されます。 ・抗利尿ホルモン ・オキシトシン(射乳ホルモン) |
クラミジア感染症 | 実際は感染してても気が付かない事が多い。 男性:排尿時の違和感や痛み、尿道のかゆみや不快感、膿のような分泌物が出現。発熱もある。 女性:オリモノの増加や下腹部痛。不正出血、性行為時の痛み。 |
頚管粘膜 | 頚管粘膜は月経周期に合わせて状態が変化する。排卵日前になると粘度が下がってサラッとした状態になる。排卵日を過ぎると粘度が上がる。精子が子宮の中に泳いで入ってきやすい状態になる。それ以外の時は子宮内に細菌などが入らないようにしている。 |
抗精子抗体 | 精子に対する抗体。女性の体の中で作られてしまった場合、精子を外的と見なし抵抗する。精子の形状を変えてしまうこともある。絶対不妊(体外受精でしか妊娠しない)の原因となる。
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顕微授精 | ICSI。顕微鏡で見ながらピペットを使って卵子の中に直接精子を注入する。一般的には最後の手段となる。しかし着床障害については原因は分かっていないのでこれ以上は措置は回数を重ねるしかない。 |
甲状腺刺激ホルモン | 卵胞から胚の成長のすべてに必要なホルモンであり、甲状腺ホルモンが低下すると、これらのすべてに影響をおよぼす可能性があります。甲状腺ホルモンが低下すると、甲状腺ホルモンが足りないと判断した脳の視床下部というところがTRH(TSH放出ホルモン)という物質をたくさん脳下垂体に送り、脳下垂体はTSH(甲状腺刺激ホルモン)を分泌させます。このときに増えたTRHが視床下部や脳下垂体での反応性を変化させることで黄体機能が低下するとされています。 |
原始卵胞 | 女性は産まれる前(ママのお腹の中)で700万個の卵が作られいると言われている。これが「原始卵胞」です。しかし産まれた時点で200万個まで、そして初潮の頃には30万個程度まで減少してしまう。 |
ガレニスト | GnRHアンタゴニスト製剤 |
クロミッド | 性腺刺激ホルモン(卵胞刺激ホルモン)の分泌を増やす薬 |
環境ホルモン | 外因性内分泌攪乱化学物質ともいう。「環境中に存在するホルモンのような物質」という意味で正確にはホルモンとはみなさない。実際にはホルモンとはいえないため、「環境ホルモン」はあくまでも便宜的な呼び方である。 |
高プロラクチン血症 | 脳下垂体から放出される刺激ホルモン/プロラクチンは、乳腺を刺激して乳汁を分泌させるように働く。このホルモンの分泌が異常に亢進して乳汁分泌、無排卵月経などを起こすようになったものを高プロラクチン血症という。 |
骨盤内膜炎 | 骨盤内感染症かつ発熱を伴う下腹部の強い痛み。大腸菌類、クラミジア等が原因。入院が必要。 |
頚管炎 | 頚管の炎症は様々な子宮に纏わる不快症状の最初の第一歩となる事が多い。 |
頚管粘液生産不全 | まず頸管粘液は膣に入ってきた精子が子宮内の白血球などに殺されないように保護する役目がある。精子はこの頸管粘液内を泳いでいき子宮を通って卵管までいきます。しかし頸管粘液の量が少なくなると 精子が子宮を通過するのが困難になり不妊に至る。排卵誘発剤クロミドを長期間服用、子宮頸管に炎症のある人はかかりやすい。 |
幹細胞 | 分裂して自分と同じ細胞を作る能力(自己複製能)と、別の種類の細胞に分化する能力を持ち、際限なく増殖できる細胞と定義されている。 |
高温期検査 | 黄体機能が正常かどうかを調べるのが目的です。E2(エストロゲン)、P4(プロゲステロン)を調べます。 |
クロミフェン法 | FSHとLHを増やし卵胞発育を刺激。またクロミフェンは卵巣に直接はたらいて、FSHの刺激に対する感受性を向上させる効果もあるようです。 |
完全自然周期採卵 | 自然の状態で採卵する方法 |
ゴナドトロビン | 生殖腺刺激ホルモンの総称。ゴナ ドトロビンは下垂体で生産。第三の性腺刺激ホルモンとしてヒト絨毛性ゴナドトロピンが挙げられるが、こちらは妊娠中の胎盤で産生される。hCGとも呼ばれています。妊娠が成立するときに大量に分泌されます。妊娠検査薬は、このhCGの濃度が一定以上になることで陽性反応を示すように作られています。 |
胸水 | 胸腔内に異常に多量の液体が貯留した状態またはその液体自体。 |
乏精子症 | 精子の数が少ない状態。 |
高速直進率 | 元気がある精子の全体数の比率。 |
抗ミュラー管ホルモン | アンチ ミューラー 管ホルモンと同じ AMH |
月経モリミナ | 処女膜閉鎖参照。ただし老人性もある。 |
キャッチアップ障害 | 卵管采に何らかの原因で不具合が生じてしまい飛び出した卵子を取り込むことが出来ない状態。卵管造影でも見落としてしまいがちです。ホルモン分泌と神経伝達、自律神経系統の乱れを改善させる事がもっとも期待できる。 |
計画妊娠 | 妊娠計画とは意味が異なる。計画妊娠は糖尿病妊婦のための言葉。 |
カウフマン療法 | 女性ホルモンを補充することで規則的な月経周期に戻す方法です。 主に月経不順に行われます。 |